この例は、全ての矢印命令を生徒に紹介するのに適しています。まずクラス全員に順を追ってグラフ用紙のマス目を塗りつぶして見せます。生徒に今何をしたのか、分かりやすく説明します。最初に、アルゴリズムを声に出して読み上げて、それをプログラムにしていきます。
アルゴリズムの例:
『右へ動く、塗りつぶす、右へ動く、下へ動く、塗りつぶす、左へ動く、左へ動く、塗りつぶす、下へ動く、右へ動く、塗りつぶす、右へ動く』
クラス内で、無駄なステップがあることに気付く生徒がいるかもしれませんが、プログラミングしている間は待たせてください。クラス全体で、一つずつアルゴリズムをプログラムにしていきます。
この時点で、生徒からもっと他のやり方があると色々な意見が出てくるかもしれません。もし、クラス全体がこの例題の要点を理解しているようであれば、同じ図を描く他の方法について話し合うと良いでしょう。また、理解できていないようであれば、一旦この演習を止めて、次の例題をやってみましょう。
もし、クラス全体がアルゴリズムを大きな声で言う事ができ、各ステップで使う矢印記号命令を正しく選ぶことが出来れば、次のアクティビティーに進めても良いでしょう。クラスの理解状況や年齢によりますが、もっと複雑な例題をクラス全体でやってみてもよいですし、次の4x4アクティビティーワークシート(訳者注:日本語版はここ)を生徒をグループ分けしてやっても良いでしょう。
レッスンのヒント
クラスの皆に自分の腕が自動お絵かきマシンになったと想像してもらいましょう。『アルゴリズム』と『プログラム』の考え方で、実際に自分の動きをコントロールしているような気になれば、生徒は更に意欲的に学べるでしょう。
・以下の言葉の定義のうち、今日学んだのはどれでしょうか?
「非常に長い尾と美しい羽を持つ大きな熱帯のオウム」
「タスクを完了するために従う指示のリスト」
「一年に一度だけ花が咲く信じられないほど臭い花」
...そして、そして私たちが学んだ言葉は何ですか?
・以下のうち、どれが一番『プログラム』に似ていますか?
「きれいな石が詰まった靴箱」
「12本のピンクの花が生けられた花瓶」
「好きな音楽の楽譜」
その答えを選んだ理由を説明してください
アセスメント(10分)
7)グラフ用紙プログラミング アセスメント(英語版) 日本語版はここ
より詳しく学習
以下のアクティビティーにより、生徒はより理解を深めることができます。課外活動や、その他活動で使うことができます。
だんだん上手く
・生徒に自身で図を作ってもらいます
・作成した図を描くプログラムを作ることができますか?
クラスで挑戦
・生徒用に、5マスx5マスのグラフ用紙で、図を描きます
・クラス全体で、先生と一緒にその図のプログラムを作ることができますか?
4x4アクティビティーワークシート
グラフ用紙プログラミングアセスメントシート
以降は、USの学習基準ですので、省略します。
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