アワーオブコードには、体系だてて20時間前後で勉強できるコースが準備されています。当記事では『コース2レッスン13 みつばち:条件文』を紹介します。
Hour of Code アワーオブコードで学ぼう(先生向け)①の記事の通りにユーザーIDを登録していただきログインすると、『コースカタログ』というメニューがありますので、それをクリックすると以下のようなコースが紹介されています。この記事では、コース2のレッスン13 みつばち:条件文を紹介したいと思います。(注:以降の説明は、ログイン済前提です。また、💬のマークがある所に、カーソルを合わせると補足が表示されます。)
1.コース2概要
コース2は読み書きができる生徒のためのコースです。対象年齢は2年生から5年生となっています。
コース2を選択すると以下のような画面が表示され、生徒にコースを割り当てることができ、各生徒の学習進捗状況が確認できます。レッスンは19まであります。また、右のほうから先生用のレッスンプランを見ることができます。
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2.レッスン13 みつばち:条件式 プラン
レッスン13『レッスンプランを見る』をクリックすると以下の画面が表示されます。
ここから、レッスンに使う資料を入手したり、教え方を参考にすることができます。(以下、私が訳したものです。)
レッスンの概要
今までの各レッスンで生徒が作ったプログラムは、常に決まった条件で実行がされました。このレッスンでは、与えられた条件に応じて異なる動作を行うことができる条件文を学びます。
レッスンの目的
はじめに
前書き
アクティビティ:みつばち:条件文
みつばち:条件文
より詳しく学習
拡張アクティビティー
レッスンの目的
生徒達は:
- =演算子を使って、値を比較できる
- 話言葉の条件文をプログラムに変換できる
- 条件文を『不明な数』を処理するときに使える事が分かる
- 条件文を使ったアルゴリズムを実行できる
- パズルを『くり返し命令』と『条件文』を使って解くことができる
はじめに
イントロダクション
前回のレッスン『条件式』をクラスで復習します。
レビューで生徒にする質問例:
- 条件式とは何でしたか?
- それはいつ役立ちますか?
- 前回のアンプラグドレッスンで使った条件には、どんなものがありましたか?
これから、条件式を使ってみつばちが不思議な紫色の花からハチミツを取るのを助けましょう。私たちには、紫色の花にハチミツがあるかどうかわかりません。ですので、もしハチミツがあれば取って、もしハチミツが無ければ取らないという条件式を使う必要があります。
アクティビティ
より詳しく学習
以下のアクティビティーにより、生徒はより理解を深めることができます。課外活動や、その他活動で使うことができます。
真/偽 鬼ごっこ
- 生徒に、『赤信号/青信号』ゲームをする時のように並んでもらいます。訳者注:日本の『ダルマさんが転んだ』のような遊び
- 1人の生徒に前に立ってもらい、コーラーと呼びます。訳者注:『ダルマさんが転んだ』の鬼に該当
- コーラーは条件を決めて、条件にあった人は前に1歩進んで下さいと全員に条件を言います。
-赤いベルトをしていたら、前に1歩
-サンダルを履いていたら、前に1歩 - 『髪がブロンドでなければ、前に1歩』のように、偽の条件でも挑戦してもらいます。
ネスティング
- 生徒をペアか小グループに分けます。
- 紙切れに、トランプを使った『もし』条件を書くように指示します。
-もしマークがクラブなら
-もし色が赤なら - 同様に、結果(何をする)も書いてもらいます。
-1点足す
-1点引く - 書き終わったら、生徒に『もし』と結果の紙切れ3枚ずつとトランプ3枚を取ってもらいます。
- 『もし』と結果の紙切れを組み合わせて、どんな順番でも良いので3つのプログラムを書いてもらいます。
-『もし』条件の中に『もし』条件を入れるように指示します。 - 先ほど引いた3枚のトランプを使って、出来上がった3つのプログラムを実行してもらいます。どのプログラムを実行するときもトランプの順番は、変えないようにします。
-どれか2つのプログラムが同じ結果になりましたか?
-結果は何か違っていましたか?
以降は、USの学習基準ですので、省略します。
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