当サイトは2020年小学生のプログラミング必修化に関して、関連する情報を纏めています。

Hour of Code アワーオブコードで学ぼう(先生・保護者向け)コース1レッスン12

Hour of Code アワーオブコードで学ぼう(先生・保護者向け)コース1レッスン12

 

アワーオブコードには、体系だてて20時間前後で勉強できるコースが準備されています。当記事では『コース1レッスン12 Getting Loopy(ループを学ぶ)アンプラグド』を紹介します。

Hour of Code アワーオブコードで学ぼう(先生向け)①の記事の通りにユーザーIDを登録していただきログインすると、『コースカタログ』というメニューがありますので、それをクリックすると以下のようなコースが紹介されています。この記事では、コース1のレッスン12Getting Loopy(ループを学ぶ)を紹介したいと思います。(注:以降の説明は、ログイン済前提です。また、💬のマークがある所に、カーソルを合わせると補足が表示されます。

hourofcodeコース1

1.コース1概要

コース1概要と、レッスン1ハッピーマップについては、こちらの記事を参照ください。​

当記事の位置付け
コース1レッスン7紹介済み
コース1レッスン8紹介済み
コース1レッスン9紹介済
コース1レッスン10紹介済み
コース1レッスン11紹介済み
コース1レッスン12紹介
コース1レッスン13紹介済み
コース1レッスン14紹介済み

2.レッスン12:Getting Loopy(ループを学ぶ) プラン

 

レッスン12の『レッスンプランを見る』をクリックすると以下の画面が表示されます。

コース1レッスン12-1

ここから、レッスンに使う資料を入手したり、教え方を参考にすることができます。(以下、私が訳したものです。)

レッスンの概要
ループは、一定回数繰り返す行動を説明する便利な方法です。このレッスンでは、生徒は一連の行動をループに置き換える方法を学びます。

レッスンの目的はじめに - 15分

1)レビュー

2)ボキャブラリー(語彙)

3)私のあとについて言って下さい。

アクティビティ:ループ - 15分

4)ループを学ぶ

ラップアップ - 10分

5)Flash Chat💬 – 私たちは何を学びましたか?

アセスメント - 10分

6)ループを学ぶの評価

レッスンの目的
生徒達は:

  • インストラクター(先生)よって示された行動を繰り返す
  • 写真で示されたプログラムを、実際のダンスにしてみる
  • 一連の複数の行動を1つのループに変換する

指導ガイド

資料、リソース、準備

生徒用

先生用

はじめに(10分)

1)レビュー
前回のレッスンをクラスで復習します。クラス全体で話し合ってもいいですし、エルボーパートナー💬と話し合ってもらうこともできます。

レビューで生徒にする質問例:

  • 前回のレッスンで何をしたでしょうか?
  • チャンスがあればどんな事をしたかったですか?
  • レッスンの後に、質問したいことがありましたか?
  • 前回のレッスンで好きなことは何ですか?

レッスンのヒント
生徒に好きなことを聞いてレビューを終わると、前のレッスンの印象が良いものとなり、これから教えようとするレッスンに生徒がより興味を持って取り組むでしょう。

2)ボキャブラリー(語彙)
このレッスンには、重要な復習すべき単語が1つあります。
vocab4
ループ - 先生と一緒に発音してみましょう:ループ

何度も何度も何かを繰り返すこと

3)先生の言う通りにして下さい

  • 生徒の何人かにボランティアを頼み、立ってもらいます。
    ・ボランティアの生徒に机(あるいは椅子、友達)の周りを歩くように指示します
    ・歩き終わったら、先ほどと同じ言葉で、もう一度机の周りを歩くように指示します
    ・歩き終わったら、もう一度同じ事を繰り返します
    ・もう一度同じ事を繰り返します
  • 単に4回机の周りを歩いてくださいと指示したほうが、先生は簡単だったのではないでしょうか?
    ・もし先生が皆さんに10回机の周りを歩いてもらいたかったらどうでしょうか?
  • もし先生が10回同じ事を繰り返して欲しかったら、それを”ルーピング”と呼びます
  • もし先生が、予め一定の回数何かして欲しいと分かっているときは、”それを何回繰り返してください”と言ったほうが、皆さんも私もより簡単になります
  • 私たちがループできる、何か他の事を考えてみましょう

アクティビティ:(15分)

4)ループを学ぶアクティビティ(英語版) 訳者注:日本語版はここ

今日はダンスパーティをしましょう!

何かを何回か繰り返すことが分かっているときは、始める前に何回繰り返さないといけないかを考えることが役立ちます。そうすれば、やり終えるまでに後何回すべきか常に分かります。

例:

お母さんが、あなたにお母さんの好きな歌を何度も歌って欲しいとき、お母さんはこう言わないでしょう:

”どうぞ、お母さんの好きな歌を歌って”、”お母さんの好きな歌を歌って”、”お母さんの好きな歌を歌って”、お母さんの好きな歌を歌って”

お母さんはこう言うでしょう:

”どうぞ、私の好きな歌を4回歌って”

レッスンのヒント
何か良い音楽を探していますか?以下のところによい音楽があります:
ディズニーラジオ(英語版)
ニックラジオ(英語版)  (訳者注:そもそもwww.nick.com/nick-redio/がリンク先ですが、日本からのアクセスが理由と思われますが、   http://www.nick-asia.com/ にリダイレクトされます)
キッズボップラジオ(英語版)
これらのサイトの一部には、第三者の広告が表示されることがあります。表示される広告が生徒に不適切だと思われる場合は、他のサイトを使うように生徒に指示するか、アドブロッカー(訳者注:広告を表示しないようにするソフト)を探してください。

クラスの生徒たちへの指示:

1.ループを学ぶアクティビティ(英語版)シートのダンスの動きをみて下さい   訳者注:日本語版はここ

コース1レッスン12-2a

2.クラス全員に、ダンスを普通のスピードでやって見せます

3.ダンスを、ゆっくりと手順をひとつずつクラス全員でやってみます

4.この手順のなかでループを見つけることができますか?

・メインの部分を2回だけ繰り返したら、ダンスはどうなりますか?
・メインの部分を4回くりかえしたら、ダンスはどうなりますか?
・ダンスの中でループを使うことができるところが他にありますか?

ラップアップ(10分)

5)フラッシュチャット:私たちは何を学びましたか?

  • 写真を追加するか、ループする回数を追加するか、どちらが簡単だと思いますか?
    ・100回ループしたいとしても、答は同じですか?
  • これらの同じループを、違うダンスでも使えますか?
  • ループの動きがある、他のダンスを知っていますか?
  • 今回のアクティビティーで、どこが好きですか?

アセスメント(10分)

6)アセスメントワークシート:ループを学ぶアセスメントシート(英語版) 訳者注:日本語版はここ

  • 各生徒に、”ループを学ぶ”を配布し、やり方を良く説明してから、生徒に完成させるよう指示してください。
  • 前のアクティビティーが終わっているので、このアクティビティーはすぐに分かると思います。

より詳しく学習

以下のアクティビティーにより、生徒はより理解を深めることができます。課外活動や、その他活動で使うことができます。

このとおりに動いて

  • 生徒ができる動きやダンスの写真を複数渡します
    ・動きを並べなおしたり、ループを足すなどして、生徒にダンスの振り付けをしてもらいます
  • 生徒が作ったダンスを、クラスで発表してもらいます

ダンスを再現してみよう

  • ユーチューブからループがある人気のあるダンスのビデオを探してください
  • ループしている動作を、生徒に見つけてもらいます
  • 歌いながら同じダンスを踊ってみよう!


日本語版資料のダウンロードはこちらから

 

 


以降は、USの学習基準ですので、省略します。

アワーオブコードカテゴリの最新記事