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Hour of Code アワーオブコードで学ぼう(先生・保護者向け)コース1レッスン17

Hour of Code アワーオブコードで学ぼう(先生・保護者向け)コース1レッスン17

 

アワーオブコードには、体系だてて20時間前後で勉強できるコースが準備されています。当記事では『コース1レッスン17 安全な道を通っていく』を紹介します。

Hour of Code アワーオブコードで学ぼう(先生向け)①の記事の通りにユーザーIDを登録していただきログインすると、『コースカタログ』というメニューがありますので、それをクリックすると以下のようなコースが紹介されています。この記事では、コース1のレッスン17安全な道を通っていくを紹介したいと思います。(注:以降の説明は、ログイン済前提です。また、💬のマークがある所に、カーソルを合わせると補足が表示されます。

hourofcodeコース1

1.コース1概要

コース1概要と、レッスン1ハッピーマップについては、こちらの記事を参照ください。​​​​

当記事の位置付け
コース1レッスン11紹介済み
コース1レッスン12紹介済み
コース1レッスン13紹介済み
コース1レッスン14紹介済み
コース1レッスン15紹介済
コース1レッスン16紹介済
コース1レッスン17紹介
 コース1レッスン18紹介済み

2.レッスン17:安全な道を通っていく プラン

レッスン17の『レッスンプランを見る』をクリックすると以下の画面が表示されます。

コース1レッスン17-1

ここから、レッスンに使う資料を入手したり、教え方を参考にすることができます。(以下、私が訳したものです。)

レッスンの概要
このレッスンでは、コモンセンスメディアの協力で、生徒が多くのウエブサイトで要求される個人情報に対して、的確に対応するための助けになることを学びます。生徒はインターネットで面白いところに行けることを知っていますが、安全を保つために適切なルールに守る必要があります。

レッスンの目的
はじめに - 20分

1)レビュー

2)ボキャブラリー(語彙)

3)どこへ行こう

アクティビティ:秘密にしておく - 30分

4)秘密にしておく

ラップアップ - 10分

5)Flash Chat💬 – 私たちは何を学びましたか?

6)Vocab Shmocab💬

アセスメント - 5分

6)秘密にしておくの評価

レッスンの目的
生徒達は:

  • ウエブサイトを訪れた際に安全であるということは、実生活で安全に過ごすことと同じであることを理解する
  • 訪問するのに問題が無いサイトだと認識すること学ぶ
  • プライベートな情報がどんなものか認識する
  • インターネットにけっして個人情報を提供してはいけない事を理解する
  • 自分の個人情報を守るために、効果的なユーザー名の作り方を学ぶ

指導ガイド

資料、リソース、準備

生徒用

先生用

訳者注:ビデオの場所について、ダウンロードするリンクは問題ありませんが、再生するリンクはリンク切れでしたので、ダウンロードのリンクと同じに修正してあります。

2018/3/16更新:新しいインターネットのご近所さんがありましたので、こちらをご覧ください

じめに(20分)

1)レビュー
前回のレッスンをクラスで復習します。クラス全体で話し合ってもいいですし、エルボーパートナー💬と話し合ってもらうこともできます。

レビューで生徒にする質問例:

  • 前回のレッスンで何をしたでしょうか?
  • チャンスがあればどんな事をしたかったですか?
  • レッスンの後に、質問したいことがありましたか?
  • 前回のレッスンで好きなことは何ですか?

レッスンのヒント
生徒に好きなことを聞いてレビューを終わると、前のレッスンの印象が良いものとなり、これから教えようとするレッスンに生徒がより興味を持って取り組むでしょう。

2)ボキャブラリー(語彙)
このレッスンには、重要な新しい単語が1つあります。

コース1レッスン17-2

イベント - 先生と一緒に発音してみましょう:ユーザーネーム

ウエブサイトで何かを見たり、何かするために作る名前。『スクリーンネーム』とも呼ばれる事もあります。

3)どこへ行こう

  • 生徒に課外活動で行った場所について話し合いをしてもらいます。
    ・もし、あまり課外活動へ行ったことが無ければ、クラスで行ける博物館、科学館、動物園などの例を提示します
    ・生徒に課外活動で行ってみたい場所を選んでもらいます
  • 生徒に、選んだ場所へ行ってみることを想像してもらいます
    ・生徒にどんな事が起こるのかパントマイムしてもらう事について説明します。 - 例えば:上着を着る、バスに乗ったり下りたりする、入場券を見せて入場する など
  • 選んだ場所に着いたら、何を見てどんな事をするのか考えて説明をしてもらいましょう
  • 生徒に席についてもらい、『初めての場所に行った時、安全に過ごすにはどうしたらいいと思いますか?』と尋ねて下さい
    ここで、『インターネット上のご近所さん』を再生します
  • インターネットで訪れた場所で、ジェレミアが従った3つのルールは何でしょうか?1)最初に両親(又は先生)に使って良いかいつも確認する 2)知っている人とだけ話す 3)自分にとって適切な場所しかいかないさあ、自分たちの安全を守るために、もっと他にできることを考えてみましょう

アクティビティ:(20分)

4)秘密にしておく

シークレットビルダー』のログインページに実際にアクセスするか、印刷したものをプロジェクターで映します

  • 生徒に秘密にしておくべき情報の例を説明します
    ・レッスンの最後に生徒に渡せるように、生徒の反応を黒板か、紙に書き留めておきます
  • 以下の情報が個人情報であることを、生徒が理解していることを確認します
    ・氏名
    ・歳
    ・住所
    ・電話番号
    ・メールアドレス(または、両親のメールアドレス)
    ・通っている学校の場所や、放課後に行く場所
    ・両親の働いている場所

ユーザーネームを作る際の、ルールとヒントを次の通り生徒に指導します

ルール:

1)ユーザーネームを作る前に、両親や信頼のおける大人に相談すること
2)ユーザーネームに、本名、歳、誕生日、学校名、町の名前、住所の一部、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を絶対に含めない
3)通常使うことを許されていない、記号や空白を使わない

ヒント:

1)ユーザーネームを覚えやすいように、好きな動物、キャラクター、おもちゃの名前を含める
2)もし、ユーザーネームが既に他の人に使われている場合は、違うユーザーネームを考えないといけません
3)万が一忘れた場合のために、ユーザーネームとパスワードを紙に書いて、両親に相談して安全な場所に保管してください

紙を配布して、生徒を2人1組になってもらいます。

クラスの生徒たちへの指示:

1)ペアになった相手に、以下の質問を使ってインタビューして、答えを書き留めるように生徒に指示します
好きなペットや動物は何? 好きなテレビ番組、本、映画のキャタピラーは何? 好きな数字は何?
2)生徒に3つの安全なユーザーネームを、書き留めた答えを使って作るように指示します
ユーザーネームにペアの相手の名前、歳、学校名、メールアドレス、住所、誕生日、その他の個人情報を含んではいけません
3)作ったユーザーネームを、生徒にクラスで発表してもらいます
4)他の生徒が発表したユーザーネームについて、今日学んだルールに従っているかどうか、クラスの生徒に意見を求めて確認してください。

レッスンのヒント
もっと詳しく教えるのであれば、コモンセンスメディアの『何をどの順に学ぶか』ページにこのカリキュラムに追加すべき情報があります。

 ラップアップ(5分)

5)フラッシュチャット:私たちは何を学びましたか?

  • コンピューターを使うときに、秘密にしておかないといけない情報は何ですか?
  • ユーザーネームを作るときに、守らないといけないルールは何ですか?
  • インターネットは何のために使うことができますか?
  • オンラインでいろいろな場所に行く時のルールは何ですか?

改めて、インターネットで共有して良い情報と、いけない情報について話し合う時間を取ってください。

コース1レッスン17-3c

レッスンのヒント
フラッシュチャットの質問は、レッスンがより大きな世界や生徒の大きな未来に関係していることを考えることを意図しています。クラスの生徒のレベルにより、クラス全員で話し合うか、グループで話し合うか、エルボーパートナー💬と話し合うか判断してください。

6)Vocab Shmocab(訳者注:語源、言葉の定義)

以下の定義のうち、今日は何を学びましたか?

「光の速度で旅行する」

「ウエブサイトで何かを見たり、何かするために作る名前。『スクリーンネーム』とも呼ばれる」

「現実のように見えるデジタル環境」

そして、学んだ言葉は何だったでしょうか?

アセスメント(5分)

6)アセスメントワークシート:秘密にしておく(英語版) 訳者注:日本語版はここ

  • 各生徒に、アセスメントシートシートを配布し、やり方を良く説明してから、生徒に完成させるよう指示してください。
  • 前のアクティビティーが終わっているので、このアクティビティーはすぐに分かると思います。

より詳しく学習

以下のアクティビティーにより、生徒はより理解を深めることができます。課外活動や、その他活動で使うことができます。

コモンセンスメディア

  • コモンセンスメディアサイトを訪問して、デジタル時代の生徒の安全をいかに守るかについて、より詳しく学べます。


日本語版資料のダウンロードはこちらから

 

 


以降は、USの学習基準ですので、省略します。

 

 

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