ブロックリーゲームズは、Googleが提供している、プログラミングの勉強ができる無償のサイトです。この記事は、そのなかの『池』の課題の解答例の説明です。特にFunction(関数)の説明が『池』にないので、その使い方も補足しておきたいと思います。
ブロックリーゲームズについては、以下の記事をご覧ください。
1.池 解答例以下が、参考解答例として私が作成したものです。時間はかかりますが、何回も実行させてみたのですが全て勝ちました。難点は、敵を探しにいくコードがないので、相手を全て倒すまでに時間がかかる点で大いに改善の余地があります。このプログラムの考え方を以降で説明していきたいと思います。
この関数とは、数学の三角関数とかの関数ではなく、ある処理をするための小さなプログラムのかたまりです。サブルーチンとほぼ同義です。大きいプログラムを開発する場合、色々な場所で同じような処理をしたいことがあります。そのような場合、同じ処理を関数として独立させ、色々な場所からその関数を呼び出すとプログラミングステップ数が少なくなり、分かりやすくなります。上記の『池』の解答例では、短いプログラムですが、例として強引に関数を使用しました。『池』では、以下の2種類の関数を使うことができます。

引数を渡して実行し戻り値が無い場合に使用。引数は無しでも良い。引数の使用例としては、scanして敵のいる方向を見つけて、その角度を渡してその方向に泳ぐ関数とか。『何かしてください』を編集して名前を決めます。kougekiとか、oyoguとか、分かりやすい関数名にして下さい。解答例では、漢字で名前をつけていますが、実際のプログラム言語では名前の付け方のルールがあるので、それに従います。

引数を渡して実行し戻り値が必要な場合に使用。引数は無しでも良い。戻り値の使用例としては、関数のなかでscanして敵までの距離を戻り値とするような関数とか。その他は同上。
携帯端末で見にくいようでしたら、以下からpdfファイルをダウンロードして下さい。

Blockly 池の解答例説明
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