当サイトでは、ラズベリーパイやイチゴジャムといった1ボードコンピューターを紹介していますが、micro:bit(マイクロビット)も同様にプログラミング可能な1ボードマイクロコントローラーで、学習や教育が楽しく簡単に出来るようにデザインされています。Blockly、Scratch、ScratchJrに似たブロックでプログラミングしたり、JavaScript、pythonを使ってプログラミングできます。
マイクロビットは、4cmx5cmサイズのARMプロセッサーを搭載した1ボードマイクロコントローラーです。上の写真を見ていただくと分かるように、表面には25個のLED(光センサーも兼用?)がついており、文字やアイコンを表示できます。LEDの両側には2つのプログラム可能なボタンスイッチがついています。裏面には加速度センサー、磁力センサー、温度センサー、リセットボタン、USBコネクター、3V電源用コネクターなどがあります。ネットワーク機能はブルートゥースです。
注意:当記事はMicro:bitの初期型についてです。Micro:bit V2ではスピーカー、マイクが追加で実装されました。公式サイトの内容もV2に全てが追いついていないようです。ただし、新しい機能が使えないだけでV1の記事はV2でも参考になります。
マイクロビットの詳細についてですが、以下の公式サイトに色々な情報がありますので、主な内容を紹介します。
初めて使う場合
サイトトップで、先生用情報、初めて使う人用の情報を選択できるので右の『はじめよう』をクリックします。
次のメニューが表示されます。
クイックスタート:ざっと使い方が分かります
機能:機能の紹介
安全に使う:ボードの電子部品が触れる状態なので、静電気など取扱の注意
参加する:ボランティア参加などの紹介
教える(学ぶ)
サイトトップのメニューから『教える』をタップすると以下の画面になります
スクロールダウンすると教育リソースがありますので、一番下までスクロールダウンして、『Microsoft 14 Week Curriculum』をクリックします。
以下のように、コースの概要が表示され、ここから学ぶことができます。但し、子供達に教える先生用です。他のコースを調べてみましたが、殆ど英語版でした。まずは、マイクロビットを始めて使う大人の人には丁度いいと思います。私もマイクロビットが届いたら受講してみますので、感想など紹介したいと思います。
購入するには
スイッチエデュケーション様のサイトから購入できます。
今までは、ラズベリーパイを使ってスマホのコントローラーアプリから戦車を動かそうと考えていたのですが、先にこれを使ってみたくなり購入しました。Micro:bitで戦車を動かすについては、こちらの記事で紹介しています。
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