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スクラッチジュニアを使えるようになろう③

スクラッチジュニアを使えるようになろう③

スクラッチジュニアのホームページには、ビデオやpdfファイルが準備されており、使い方がわかるように配慮されています。最近ホームページは日本語対応されましたが、ビデオとpdfは英語のみです。当サイトで、日本語化したビデオpdfを順次公開していますが、どのようにお子様にみせていけばわかりやすいのかお悩みではないでしょうか?また、教室に通わせようと思っても近くにない場合や、あっても通わせるのは?とお考えの方もいらしゃると思います。

そこで、ScratchJのe-Learningを試作してみたのですが、ユーザー登録しなくてはいけないので、使いにくいようです。改めて、普通の投稿記事で連載していきたいと思います。その第三回目です。この記事では、ScratchJrホームページ→教える→アクティビティー内の 7.ダンスパーティー 8.会って挨拶 9.会話 の作成手順を公開しています。これでアクティビティーの作成手順は全て紹介しました。第一回目の記事はこちらから、第二回目の記事はこちらからどうぞ。

ScrachJrホームページ →教える→アクティビティー→ 7.ダンスパーティー を作る

1.日本語化したpdfガイドはここにあります。

2.出来上がりビデオをみてください。

3.作成手順ビデオです。

4.作成手順補足

このプロジェクトは、”ぶつかったらスタート”ブロック、『ポンを再生』ブロック、『ずっと繰り返す終了』ブロックを利用して男の子と女の子がダンスをします。以下、スクリプトの補足説明です。

男の子:”緑の旗でスタート”ブロックで始まっていますので、緑の旗をタップすると、2つのスクリプトが同時に実行されます。上のスクリプトはずっとポンという音を出し続け、下側のスクリプトは男の子がダンスしながら右へ動いて行きます。途中で女の子にぶつかります。”ずっと繰り返す終了”ブロックで終わっていますので、緑の旗があった場所にある赤いアイコンをタップするまでずっと踊り続けます。

男の子ダンススクリプト

女の子:”ぶつかったらスタート”ブロックで始まっていますので、男の子がぶつかったらその場でダンスをはじめます。”ずっと繰り返す終了”ブロックで終わっていますので、緑の旗があった場所にある赤いアイコンをタップするまでずっと踊り続けます。

女の子ダンススクリプト

ScrachJrホームページ→ 教える→アクティビティー→ 8.会って挨拶 を作る 

1.日本語化したpdfガイドはここにあります。

2.出来上がりビデオをみてください。

3.作成手順ビデオです。

4.作成手順補足

このプロジェクトは、”ぶつかったらスタート”ブロックと色のメッセージを利用して犬と猫が挨拶します。以下、スクリプトの補足説明です。

犬1:”緑の旗でスタート”ブロックで始まっていますので、緑の旗をタップすると、犬は右に動いて行きます。8マス分動くと猫とぶつかります。

犬1スクリプト

猫:”ぶつかったらスタート”ブロックで始まっていますので、犬にぶつかられるとスクリプトがスタートします。”話すブロックで『こんにちは わんちゃん』と話してからオレンジ色のメッセージを送ります。

猫スクリプト

犬2:”オレンジ色のメッセージでスタート”ブロックで始まっていますので、猫からのオレンジ色のメッセージをきっかけに、”話すブロック”で『わん わん』と話してスクリプトが終わります。

犬2スクリプト

猫:犬がぶつかったままですので、『ぶつかったらスタート』ブロックで始まるスクリプトが動くので、また挨拶してオレンジ色のメッセージを送ります。ここで犬2のスクリプトが動きますので、ずっと挨拶を繰り返すことになります。挨拶を1回だけにするには、例えばですがオレンジ色のメッセージを送ってから、猫を左に10マス位動かして犬から離れれば良いでしょう。

猫スクリプト

挨拶を1回だけのスクリプト例

猫スクリプト修正

ScrachJrホームページ→ 教える→アクティビティー→ 9.会話 を作る 

1.日本語化したpdfガイドはここにあります。

2.出来上がりビデオをみてください。

3.作成手順ビデオです。

4.作成手順補足

このプロジェクトは、色のメッセージを利用して先生と生徒の会話が進みます。以下、スクリプトの補足説明です。

先生:”緑の旗でスタート”ブロックで始まっていますので、緑の旗をタップすると、”話すブロック”で『ようこそ』、『わたしはやまだせんせいです』と話してから、オレンジ色のメッセージを送ります。

先生スクリプト

生徒1(左側の女の子):”オレンジ色のメッセージでスタート”ブロックで始まっていますので、先生からのオレンジ色のメッセージをきっかけにスクリプトがスタートします。”話すブロック”で『わたしはなんしーです』と話してから、緑色のメッセージを送ります。

生徒1スクリプト

生徒2(真ん中の男の子):”緑色のメッセージでスタート”ブロックで始まっていますので、生徒1からの緑色のメッセージをきっかけにスクリプトがスタートします。”話すブロック”で『ぼくはたろうです』と話してから、青色のメッセージを送ります。

生徒2スクリプト

生徒3(右側の女の子):”青色のメッセージでスタート”ブロックで始まっていますので、生徒2からの青色のメッセージをきっかけにスクリプトがスタートします。”話すブロック”で『はいわたしははなこです』と話してから、赤色のメッセージを送ります。

生徒3スクリプト

もう1度先生:”赤色のメッセージでスタート”ブロックで始まっていますので、生徒3からの赤色のメッセージをきっかけにスクリプトがスタートします。”話すブロック”で『みなさん こんにちは』と話してスクリプト終了です。

先生1スクリプト

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