前回の記事では、makecodeで『多角形を描く』と『円を描く』をプログラムしてみました。今回は、Ring:bit car V2の車体下部についているLEDを点灯させながら動かすまでを紹介します。このLEDを使うには車体下部にある、『Other modules』と『Rainbow LED』切り替えスイッチをLED側にしておく必要があります。Other modulesとは別売りの超音波センサーなどを取り付ける場合につかいます。Other modulesが日本で購入できるようになりましたら紹介します。
1.前回の記事の課題の答え
A.三角形を描くにはどうすれば良いかでした。回答は以下の通りです。
曲がる角度を時間で指定していますので、ほぼ三角を描く時間を何回も試行錯誤してきめました。サーボモーターの違いで、同じ時間を指定してもダメな場合は時間を調整してみてください。
前の記事では使わなかった日本語化未対応のブロックで角度を指定して曲がるブロックと、距離を指定して前進・後進するブロックがあります。これを使用すると図形を描きやすいと思いますが、挙動がおかしいので今回は利用していません。開発元に聞いています。
B.もっと大きな円や、小さな円を描くにはどうすればよいかでした。回答は以下のとおり。
Aボタンを押すと小さい円を描きます。A,Bボタンを同時に押して停止させてからBボタンを押すと大きい円を描きます。
2.LEDを点灯させてみる
A.Ringbitcarの拡張機能を追加すると併せて追加されるNeopixelブロックを利用します。取扱説明書のように、赤と青交互に光るプログラムは以下のようになります。円を描くプログラムに追加してみました。
3.ダンスを踊らせてみる
乱数を使用して、ダンスのような動きをプログラムします。以下がその例です。
今回はここまでです。次の記事では取扱説明書にはありませんが、2個のMicro:bitを使って無線でRing:bit carを動かしてみたいと思います。
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