当サイトは2020年小学生のプログラミング必修化に関して、関連する情報を纏めています。

Micro:bit(マイクロビット)で学ぶ 20

Micro:bit(マイクロビット)で学ぶ 20

 

マイクロビットのホームページにあるレッスンを紹介したいと思います。英語版ですので、日本語で纏めてみました。今回は『数当てゲーム』を取り上げます。

当記事は、シリーズでマイクロビット(Micro:bit)のプログラミングについて紹介しています。初めての方はこちらをご覧ください。

訳者注:今回のレッスンも、早めに紹介すべきでした。プログラムのダウンロード方法なども含めた手順はこちらの記事にあります。その後、こちらのレッスンを試してください。当サイトのマイクロビットのレッスンの紹介記事ですが、以下の順で見ていただけるとマイクロビットのホームページのレッスン順になります。

micro:bit(マイクロビット)で学ぶ 1micro:bit(マイクロビット)で学ぶ 2『温度のアクティビティー』19『アンサリングマシン』→当記事→ 5『サイコロ』6『トゥルース・オア・デア』8『マジック8ボール』21『ラブメーター』3『じゃんけんゲーム1』4『じゃんけんゲーム2』7『マジックボタン』無線の紹介シリアル通信の紹介

レッスン『数当てゲーム』

 

2021年8月11日更新
ブロックエディターが新しくなりました。ブロックの外観が変わりましたが、使い方はほぼ同じです。当記事は今までのブロックエディター(V0)のブロックを基に記事を作成していますので、新しいブロックエディターのブロックと見た目が異なりますので、ご了承ください。今後、順次新しく追加されたブロック等に対応していきます。

 

まず、上の手順でブロックエディターを開いてください。もし、前に作成中のプログラムが表示された場合は、保存してから左上にある『プロジェクト』メニューをクリックして『新しいプロジェクト』をクリックしてください。最初は、『最初だけ』ブロックと『ずっと』ブロックだけがプログラミングエリアにあります。

12のレッスンがありますが、そこから『数当てゲーム』をやってみます。
microbit20-1

レッスン内容

マイクロビットとジャバスクリプトブロックエディターを使った、2番目のレッスンです。変数の使い方、入力の使い方、乱数の使い方を学びます。ボタンを押すと、与えられた範囲の乱数をLEDに表示します。

 レッスン目標 

子供たちは、次のことができるようになります。

  • マイクロビットを制御する入力ブロックを使うことができる
  • 新しい変数を作成できる
  • 指定した範囲の乱数をつくることができる
 ステップ1 

ブロック種類選択メニューの『入力』から『ボタンAが押されたとき』ブロックをドラッグして、ワークスペースにドロップします。
microbit6-6

ワークスペースにブロックを置いたら、Aボタンが押されたとき、Bボタンが押されたとき、A+Bボタンが押されたとき、を選択することができます。このレッスンでは、Aボタンが押されたときのままにしておきます。Aボタンが押されたときブロックの内側に、Aボタンが押されたとき実行するプログラムを記述します。
microbit20-2

 ステップ2 

乱数を保存するための変数が必要ですので、ブロック種類選択メニュー『変数』から『変数を追加する』ブロックを選択します。
microbit6-8

変数名を入力するようメッセージが表示されますので、『ランダム』と入力してOKをクリックします。
microbit6-7

 ステップ3 

変数『ランダム』に乱数(0~9)を入れるためにブロック種類選択メニュー『変数』から『変数を0にする』ブロックを選択します。
microbit20-3

『変数を0にする』ブロックをドラッグして、『ボタンAが押されたとき』ブロックの内側にドロップします。
microbit20-4

『変数を0にする』ブロックの変数の右側の▼をクリックして表示されるメニューで『ランダム』を選択します。
microbit6-10

 ステップ4 

次のステップはプログラムで乱数を作ることです。ブロック種類選択メニュー『計算』から、『0~4の乱数』ブロックを選択します。
microbit20-5

『0~4の乱数』ブロックをドラッグして、『変数ランダムを0にする』ブロックの0のところにドロップします。

microbit20-6

『0~4の乱数』ブロックの4を9にします。これで、0から9の乱数がランダムに保存されます。microbit20-7

 ステップ5 

次のステップは乱数をLEDに表示することです。ブロック種類選択メニュー『基本』から『数を表示 0』ブロックを選択します。
microbit20-8a

『数を表示 0』ブロックをドラッグして、『変数ランダムを0~9の範囲の乱数にする』ブロックの下に接続します。
microbit20-9

『数を表示 0』ブロックに乱数を表示するために、変数『ランダム』ブロックが必要ですので、ブロック種類選択メニュー『変数』から変数『ランダム』ブロックを選択します。ワークスペースは以下のようになっています。
microbit20-10

変数『ランダム』ブロックをドラッグして、『数を表示 0』ブロックの0のところにドロップしてください。
microbit20-11

以上でプログラムは完成です。プログラムを保存して、マイクロビットにダウンロード(コピー)して、どうなるか見てください。

 チャレンジ 

これでレッスンは終了ですが、チャレンジとして以下が紹介されていますので、挑戦してみてください。

  1. Bボタンを押したらLEDを消す
  2. 乱数を選ぶときLEDにアニメーションを追加する
  3. 選択された乱数をゆっくり表示するアニメーションを作る
 チャレンジ回答例 

以下サンプルプログラム例です。


最後まで記事をお読みいただきありがとうございます。
記事の改善に役立てたいと思いますので、よろしければアンケートにご協力ください。

記事内容についてお伺い


    良く解る解る解りにくい部分がある解りにくい 


     

    マイクロビットカテゴリの最新記事