マイクロビットのホームページにあるレッスンを紹介したいと思います。英語版ですので、日本語で纏めてみました。今回は『数当てゲーム』を取り上げます。
当記事は、シリーズでマイクロビット(Micro:bit)のプログラミングについて紹介しています。初めての方はこちらをご覧ください。
訳者注:今回のレッスンも、早めに紹介すべきでした。プログラムのダウンロード方法なども含めた手順はこちらの記事にあります。その後、こちらのレッスンを試してください。当サイトのマイクロビットのレッスンの紹介記事ですが、以下の順で見ていただけるとマイクロビットのホームページのレッスン順になります。
micro:bit(マイクロビット)で学ぶ 1→micro:bit(マイクロビット)で学ぶ 2『温度のアクティビティー』→19『アンサリングマシン』→当記事→ 5『サイコロ』→ 6『トゥルース・オア・デア』→8『マジック8ボール』→21『ラブメーター』→3『じゃんけんゲーム1』→4『じゃんけんゲーム2』→7『マジックボタン』→無線の紹介→シリアル通信の紹介
レッスン『数当てゲーム』
まず、上の手順でブロックエディターを開いてください。もし、前に作成中のプログラムが表示された場合は、保存してから左上にある『プロジェクト』メニューをクリックして『新しいプロジェクト』をクリックしてください。最初は、『最初だけ』ブロックと『ずっと』ブロックだけがプログラミングエリアにあります。
12のレッスンがありますが、そこから『数当てゲーム』をやってみます。
レッスン内容
マイクロビットとジャバスクリプトブロックエディターを使った、2番目のレッスンです。変数の使い方、入力の使い方、乱数の使い方を学びます。ボタンを押すと、与えられた範囲の乱数をLEDに表示します。
レッスン目標子供たちは、次のことができるようになります。
- マイクロビットを制御する入力ブロックを使うことができる
- 新しい変数を作成できる
- 指定した範囲の乱数をつくることができる
ブロック種類選択メニューの『入力』から『ボタンAが押されたとき』ブロックをドラッグして、ワークスペースにドロップします。
ワークスペースにブロックを置いたら、Aボタンが押されたとき、Bボタンが押されたとき、A+Bボタンが押されたとき、を選択することができます。このレッスンでは、Aボタンが押されたときのままにしておきます。Aボタンが押されたときブロックの内側に、Aボタンが押されたとき実行するプログラムを記述します。
乱数を保存するための変数が必要ですので、ブロック種類選択メニュー『変数』から『変数を追加する』ブロックを選択します。
変数名を入力するようメッセージが表示されますので、『ランダム』と入力してOKをクリックします。
変数『ランダム』に乱数(0~9)を入れるためにブロック種類選択メニュー『変数』から『変数を0にする』ブロックを選択します。
『変数を0にする』ブロックをドラッグして、『ボタンAが押されたとき』ブロックの内側にドロップします。
『変数を0にする』ブロックの変数の右側の▼をクリックして表示されるメニューで『ランダム』を選択します。
次のステップはプログラムで乱数を作ることです。ブロック種類選択メニュー『計算』から、『0~4の乱数』ブロックを選択します。
『0~4の乱数』ブロックをドラッグして、『変数ランダムを0にする』ブロックの0のところにドロップします。
『0~4の乱数』ブロックの4を9にします。これで、0から9の乱数がランダムに保存されます。
ステップ5次のステップは乱数をLEDに表示することです。ブロック種類選択メニュー『基本』から『数を表示 0』ブロックを選択します。
『数を表示 0』ブロックをドラッグして、『変数ランダムを0~9の範囲の乱数にする』ブロックの下に接続します。
『数を表示 0』ブロックに乱数を表示するために、変数『ランダム』ブロックが必要ですので、ブロック種類選択メニュー『変数』から変数『ランダム』ブロックを選択します。ワークスペースは以下のようになっています。
変数『ランダム』ブロックをドラッグして、『数を表示 0』ブロックの0のところにドロップしてください。
以上でプログラムは完成です。プログラムを保存して、マイクロビットにダウンロード(コピー)して、どうなるか見てください。
チャレンジこれでレッスンは終了ですが、チャレンジとして以下が紹介されていますので、挑戦してみてください。
- Bボタンを押したらLEDを消す
- 乱数を選ぶときLEDにアニメーションを追加する
- 選択された乱数をゆっくり表示するアニメーションを作る
以下サンプルプログラム例です。
数当てゲーム チャレンジ回答例
最後まで記事をお読みいただきありがとうございます。
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