当サイトで紹介して、私が日本語化したアンドロイドアプリBASIC!のマニュアルの日本語版です。今回はストリング操作についてです。尚、原文をそのまま訳すのでは無く、分かりやすく変更したり、実例の追加などをしていきます。
BASIC!MLの詳しい導入手順と初めての使い方はこちらの記事を参照してください。英語版のマニュアルはこちらにあります。
当記事は文字列操作の関数の説明です。
前回の宿題の解答例
問題
前回の宿題の記事はこちらになります。
①魚の名前が5つ入った配列を作ってください。出来上がりは以下の通りです。REM、!!、!、%を使って注釈をいれてください。
②配列の三番目の項目を印刷してください。
③buri$変数に配列の五番目の項目を代入して、buri$を使って『好きな魚は ぶり です。』を印刷してください。
解答例 実行結果BASIC!のマニュアル ストリング操作(文字列操作)
Left$(文字列,n)
文字列の左からn文字を返します。
プログラムを入力して実行をタップ:
実行結果:
文字列のn1文字目からn2文字を返します。n2を指定しないと、文字列の最後まで返します。
プログラムを入力して実行をタップ:
実行結果:
文字列の中からn$1で指定した文字列があれば、n$2文字で置き換えます。
プログラムを入力して実行をタップ:
実行結果:
文字列の最初か最後にn$で指定した文字列があれば、削除します。n$を指定しなければ文字列前後のスペースが削除されます。
プログラムを入力して実行をタップ:
実行結果:
Trim$と同じですが、Ltrim$は文字列の最初だけ、Rtrim$は最後だけにn$で指定した文字列があれば、削除します。
プログラムを入力して実行をタップ:
実行結果:
数字変数を文字列に変換します。
プログラムを入力して実行をタップ:
実行結果:
文字列を小文字に変換します。
プログラムを入力して実行をタップ:
実行結果:
文字列を大文字に変換します。
プログラムを入力して実行をタップ:
実行結果:
使用しているBASIC!アプリのバージョンを返します。
プログラムを入力して実行をタップ:
実行結果:
数字変数の整数部分のみを返します。
プログラムを入力して実行をタップ:
実行結果:
やってみよう
①”わたしのなまえは○○○○です”という文字列をA$変数にいれて、印刷する。○○○○は自分の名前をひらがなで。
②自分の名前(○○○○部分)だけをA$から抜き出して印刷する。
③”○○○○です”だけを印刷する。
④”わたしのなまえは○○○○です”の○○○○を”やまだはなこ”で置き換えて印刷する。
⑤toshi$に文字列”tokyo”と入れて印刷する。
⑥tokyoを大文字に変換して印刷する。
⑦toshi$に文字列”NEWYORK”と入れて印刷する。
⑧NEWYORKを小文字に変換して印刷する。
⑨nに数字123.456を入れて印刷する。
⑩nの123だけを印刷する。
解答例は次の記事で紹介します。
コメントを書く