最近、スイートのような名前の製品を紹介していますが、今回はラズベリーパイに続きイチゴジャムとその関連製品の紹介です。詳しくは各製品のサイトをみていただくとして、概要を紹介します。
関連して昔から(パソコン創生期から)有名なプログラミング言語も紹介します。
ハードウェア
イチゴジャム(IchigoJam)とは
イチゴラテ(IchigoLatte)とは
イチゴイガイ(IchigoIgai)、イチゴダケ(IchigoDake)とは
パンケーキ(Pancakeo)とは
パンケーキは、イチゴジャム(白黒表示とビープ音のみ)と接続してカラーグラフィック表示や4音同時演奏が可能なマルチメディアボードです。通信はシリアルポートを使っています。IchigoJamのバージョンによって、重ねて接続か、ジャンパーケーブルで接続して使います。出力がパンケーキにもありますので、2入力あるTVがあると便利です。設定1入力のTVでも、コマンドで切り替えて使うことできます。
イチゴジャム関連の情報は、運営者 ふうせん Fu-sen様が公開されているサイトが分かりやすくて参考になると思います。お子様と始めてみたいと思われた方は、参考にしてください。
ソフトウエア
ベーシック(BASIC)とは
BASICとは、「初心者向け汎用記号命令コード(Beginner’s All-purpose Symbolic Instruction Code)」の頭文字をとって命名されました。インタープリター型といわれ、ソースプログラムを順次機械語に変換して実行されます。(対するコンパイル型は、ソースプログラムを全て機械語に変換して実行形式のプログラムが作られ、実行されます。コンパイル型のBASICもあります。)
20 PRINT 2+2
30 END
RUN
2+4=6
上は簡単なBASICプログラム例です。左側の数字は行番号と呼ばれ、行番号順に実行されます。行番号が無いRUNコマンドを入力するとプログラムが実行され、結果が表示されます。FORループやIF構文もあります。以下のリンクから、ウエブサイトでIchigoJam BASICのエミュレーションがありますので、IchigoJamを購入する前に体験ができます。コマンドリファレンスの準備もされていますので、ぜひお試しください。
上のサンプルプログラムをエミュレーターで実行してみました。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。当サイトで色々子供のプログラミング学習情報を提供していますが、何が一番とはなかなか言えません。お子様の興味がどこにあるかでも変わってくるでしょう。私は小さい時、物を分解したり組み立てりが好きだったのと、確か『子供の科学』という雑誌だったと思うのですが、コンピューターの紹介記事があり、小学生ながら凄いと思いました。その記事をきっかけに、コンピューターエンジニアとして会社人生を全うする事ができました。
管理人の個人的な意見ですが、あくまでもコンピューターやプログラミング言語は道具なので、道具を使って何がしたいかが重要だと思います。ただ、道具の知識がないとそれを使って出来ることが分からないので、子供たちにコンピューターやプログラミングについて興味を持って欲しいなと思います。私の経験から、どれかプログラミング言語ひとつ覚えれば、他の言語もすぐ理解できるので、当サイトで紹介しているブロックリー、スクラッチ、スクラッチジュニアなどでプログラミングに興味を持ったお子様にはBASICやPython(パイソン)などの言語を勉強していただければと思います。
最後に管理人から読者の方にお願い:読者で『子供の科学』プレミアム(定期購読)会員の方いらしゃいませんでしょうか?1960年代の子供の科学の記事検索ができるのは、プレミアム会員だけなので、、、、その頃コンピューターの記事がどんな記事だったのか知りたいのです。勝手なお願いで恐縮です。2018/2/6追記:子供の科学編集部に、直接メールで聞いてみました。答えくるかな?
2018/2/13追記:『子供の科学』編集部の方から丁寧な返信をいただきました。また、相互リンクもお願いしたのですが、そちらも快諾いただきました。肝心の私が読んだはずのコンピューター記事ですが、1962年から64年の間にはコンピューター関連の記事は無かったとのことでした。私の思い違いかな。。。あの頃、読んでいた科学関係の本は『子供の科学』だけだと思うのですが。
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